2020/05/22 17:57

ここに紹介しております大鉄砲豆富は、種探しから始めた〈一粒の大豆〉から始まっています。

大豆畑の一年、それは毎年1月の土づくりから始まります。
6月、梅雨の晴れ間に、何度も耕したふかふかの土の上を、豆腐職人と農家さんが、一歩一歩踏みしめながら種を蒔く。
芽が出て、花が咲き、莢(さや)が付き、実が膨らみ、枝豆を味見し、その時々の成長を喜びながら、大事に大事に育てています。
そして12月。待ちに待った大豆の収穫を向かえます。
汎用コンバインで刈り取り、綺麗な大粒大豆が「ザァ~」と軽トラックの荷台に一気に集められる。
たまらず軽トラックの荷台に乗り、身を乗り出して眺める。
大豆が出来上がるまでに丸一年。
そしてこの大豆は翌年の種になり、一年間大事に心を込めて豆腐に加工する原料になります。
土づくりから数えて丸二年、これが「大鉄砲豆富」のサイクルです。
そして、これから先もこのサイクルは続きます。