2025/02/02 17:57

昨年(2024年)の猛暑、厳しい残暑は多くの農作物に悪い影響を及ぼし、今もなお米や野菜の高騰が続いています。
残念ながら大鉄砲大豆もその例外ではなく、目標収量の半分しか採れませんでした。

この影響を受け、今年は種子を残し、次に繋ぐことを最優先に考え、大鉄砲各商品の生産数を限定することといたしました
本年度の栽培面積に対する種子量、そして各加工品の年間製造計画を基にした必要量を算出した結果、使える量はごくわずかに…

私たち三木食品が作る大鉄砲豆冨は、今年一年「濃とろ」の製造を断念します

片上醤油さんの大鉄砲醤油は、仕込み量をひと桶のみとします

井上本店さんの大鉄砲白味噌は、今ある在庫を大事に使い、冬の最盛期に向けて仕込みを調整します

ゆば喜本舗さんの大鉄砲湯葉も、今ある在庫を大事に使い、冬の最盛期に向けて仕込みを調整します

モリカ米店さんの大鉄砲きな粉も、今年の仕込み量を調整した上で業務用をメインとします

今回の決断は、まさに苦渋の決断であり、胸が締め付けられるような思いとともに、寂しく、そして本当に申し訳なく思っております。

2025年で9年目を迎える大和大鉄砲大豆
昨年は一次産業の難しさ厳しさを改めて痛感する年となりましたが、落ち込んでいても仕方ありません。
今年も、鎌田ファームさんでは新たな耕作放棄地を開墾中、そして新たな協力農家さんへのお声がけも

また、前を向き直して頑張ります。
どうぞ引き続き大鉄砲をよろしくお願いいたします。